ホステルを開くまでと、それから

2019年7月オープン予定 新富士駅前の宿 きの屋 KINOYA HOSTEL near the Sin-Fuji Station について

旅館業法許可申請と 布団選び その1

建物の改修工事が完全には済んでいないので、工事道具も片付いてはおらず、木くずが舞ったりしている状況では、汚れたり、壊れたりする恐れがあるし、工事の邪魔になるので、かなり前から必要な調度品や家電は徐々には買い揃えてはいたものの、建物に持ち込むのは躊躇していました。


そういった理由から、ホステルにおける重要なファクターである寝具一式、これが少なくとも20人分を揃えなければならないのですが、まだ購入していなかったのです…。
なんせ買っても置き場所がないと困りますから。

 

とは言うものの、オープンまで日もあまり残ってないし、どうしようか迷っていたところ、先日の旅館業法許可申請手続きの際、次に行う現地検査時までに、収容人数分の寝具も用意するようにと言われまして…、私としては、まさに寝耳に水で(まあ確認不足だったわけですが)、ここ1週間のうちに寝具一式を急ぎ買い揃えているのです。

 

他にも、各客室にゴミ箱を用意すること。浴室の衛生計画を立てるということで、水質検査をしてくれる検査機関と検査月を決めること。周辺地図は建物の300メートル圏内のものを用意してありましたが、もっと詳細な100メートル圏内のものも、次回現地検査までに用意するように、などと言われましたが、まあ、この辺りは問題ありませんでした。

申請手続きには担当の設計士さんと向かいまして、書類も専門的なものが殆どなので、ほぼ設計士さんが用意してくれています。

旅館業法許可申請そのものについては、他のブログでも詳しく書かれているだろうと思うので詳細は割愛しますが。

 

今後のプロセスとしては、旅館業法許可は保健所の担当者らによる現地検査をした後、審議にかけられ、問題がなければ旅館業営業許可証が発行されます。その時点でようやく営業を開始出来るのです。
先週、旅館業法許可申請に出向き、今週木曜日の6月27日に現地検査を行う予定で、
その後の審議にも1週間ほど時間を要するようです…。予定では7月頭には営業を開始するつもりでしたが…間に合いませんね。

 

正直タイトなスケジュールに加え、いろいろな事がスムーズにいかないことは常ですので、こうなるのことは薄々予期していましたが…。幸い事前予約はまだ取っていないので(取れなかったので)…その点は心配ないですが。

 

と言うのも、きの屋では宿泊予約サイトはまず、じゃらんさんにお願いすることにしたのですが、自分の調べでは、旅館業法許可取得前から、じゃらんネットに登録だけして、オープン前からでもネット上で予約を取り始めることが出来るはずだったのです。
ところが、いざ申請手続きを行ったところ、旅館業法許可取得前からの予約は代替施設を用意することが条件であることが判明したのです…。
たしかに、もし万一オープン前予約を取った上で、旅館業法許可取得がなにか予期せぬ事で間に合わなかったりでもしたら大変ですから。
実際、現にそうなっていますし 苦笑。


話を戻します。
それで、もうこれ以上は少しでも遅れてたくないので、急いで寝具一式買い揃えているのです。

ちなみに、きの屋は最大収容人数が凡そ20人の小規模宿泊施設です。そうは言っても、20人分の寝具は結構大きな買い物です。もっと大きな施設だったら尚の事でしょう。

以前から、なんとなく目星はつけていたり、いなかったり…。
でも、いざ「20人分買うぞ」となると、本当ににこれでいいのかと、いや、いいわけない、もっと調べていろいろ比較しないといけないのでは…となったんですよね。
で、比較するには実物を見て、触って、寝てみないとわからないですよね。そして、こういうPCや家電など同じでスペックを比較して物を買う時には、必ずネットで買う派の私です。基本は価格ドットコムとアマゾンレビュー、あとは専門店のブログを参考に、です。都内ならまだしも田舎ですし、近場で布団を売ってる所なぞニトリカインズホームくらいです。その2店だけで比較しただけではとても足りません。かといって、遠出して、布団屋巡りをするには交通費も馬鹿になりませんし…。

だからネットで1つずつ買ってみて比較することにしたのです。
ただ、現地検査まで1週間を切ってるので…そう悠長なことも言ってられないのですが。