ホステルを開くまでと、それから

2019年7月オープン予定 新富士駅前の宿 きの屋 KINOYA HOSTEL near the Sin-Fuji Station について

なぜホステルなのかというと

以前きの屋について 「それってなんなのか」聞かれたときに答えに詰まることがありました。
 
だいたいは民泊なの?と聞かれたり、旅館?と聞かれることが一番多いのです。
 
厳密に言えば民泊新法でいうところの民泊ではないし、旅館というほど敷居の高いものじゃないし、そもそも簡易宿所だし…。
 
簡易宿所だっていっぱい種類があります。
 
まあでも、ホステルなのか、ゲストハウスなのか、B&B(ベッド・アンド・ブレイクファースト)なのか
 
…の3つくらいで悩みました。
 
で、いろいろ調べてみた結果、ホステルという表記になったのです。
 
なぜホステルなのかというと…
 
構造や設備が、ホステルのそれに一番近いからと言えます。
 
1つはバス、トイレが共有だからです。
なぜ、各部屋ごとにバス、トイレを設けていないのは、予算が足りないのとスペースが足りないからです。
 
もう1つは共有のカフェラウンジを作りたかったからです。
理由はかっこいいからです(笑)
 
ちなみにホステルについて検索すると
 
”低予算のためにバス、トイレが共有であり、カフェラウンジなどが建物内に併設され
そこで宿泊客同士のコミュニケーションが行われる宿泊施設”
 
という風な感じに出てきます。
 
さらにもう一つ、スタッフが建物に常駐する(≒同じ建物に居住する)必要があるためです。
これは簡易宿所においてはスタッフが常駐する義務が法令で定められています。
 
ちなみにゲストハウスの場合は家族経営でスタッフと宿泊客とは同じ建物には居住しないケースも多いそうなので違うかなと。
 
※もちろん明確な定義ではないですが…
 
B&Bに関してはこれも条件が近いのですが、
しいて言えばもっと小規模な宿泊施設に適当なのと、B&Bは日本人にはまだまだ馴染みのない単語だと思うからです。
 
 
最後に、日本語では「新富士駅前の宿 きの屋」という屋号ですが
この表記だけだと外国の方には不親切ですし、分かり易いよう英語表記にする必要もあったわけです。
 
その過程できの屋をカテゴライズすると、
外国ではなじみ深いhostelという単語をつけることになったのです。
 
そうして、
新富士駅前の宿 きの屋  KINOYA HOSTEL near the Sin-Fuji Station
という屋号になりました。
 
ずいぶん長い屋号です。
その長い屋号のせいでロゴ制作には苦戦しました(苦笑)