ホステルを開くまでと、それから

2019年7月オープン予定 新富士駅前の宿 きの屋 KINOYA HOSTEL near the Sin-Fuji Station について

消防と建築の完了検査

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工事も終わりに近づいたので、消防と建築の完了検査がありました。これが終われば、いよいよ旅館業法許可申請に入ります。

 

以前にも書いたとおり、旅館業を始めるには、旅館業法許可を得る必要があり、そのために営業する建物が満たすべき、法律や条例で定められた基準が多くあります。
床面積、入浴設備、トイレの数、換気や採光、耐震など、様々です。
それらを建物がちゃんと満たしているのか、保健所、消防署の検査をクリアしなければなりません。なので数ヶ月前の着工前から担当の設計士さんが保健所、消防署に構造や設備等の内容を相談しつつ設計し、図面を見せて確認を取った後に着工しています。


そして長かった工事もほぼ(許可申請が出来る程度には)完了したので、この日完了検査となりました。


消防法で消火器、誘導灯、非常灯、煙探知機、熱探知機などの設置も義務付けられており、それらの設置工事もありました。

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 完了検査は、建物が事前に相談した図面通りに作られているかどうか、避難上の有効開口や消火活動上の有効開口が確保できているかどうか、煙探知機などが完全に機能しているかどうか等、厳しく行われました。

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いくつかの箇所が消防署の担当者に事前に見せていた図面と異なっていたために、そこを指摘されたようです。専門的なことなので設計士さんにお任せし、詳細はわかりませんが…。

今は、検査済証と消防法令適合通知書待ちです。それが届き次第、申請に移ります。