ホステルを開くまでと、それから

2019年7月オープン予定 新富士駅前の宿 きの屋 KINOYA HOSTEL near the Sin-Fuji Station について

聚楽壁塗り

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一部の漆喰壁はラフ仕上げで自分も手伝ったんですけど、聚楽壁の塗りはそうはいかないです。
聚楽壁は平らに綺麗に塗るので、左官屋さんに全てお願いしています。素人ではさすがに、技量も時間も足りないです…。

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それに漆喰にしても聚楽にしても綺麗に滑らかに塗られているととても品があります。
この建物の作りが古民家といいうほどには古くはなく(古民家の定義は築50年以上で、ここは築30年以上)、ただ普通の民家よりは天井が高かったり、
割と格式ある雰囲気なので、壁は全体的に品よく滑らかに仕上げたいんですね。
いわゆる梁がむき出しになっているような古民家なら、それこそ主張ある荒っぽい漆喰や土壁なんかが合うと思うんですけど。

それと客室の全てとフロント前のラウンジなど全体的に畳の和室が多いのですが、畳部屋は漆喰より聚楽の方が合うんですね。
板張りの廊下やカウンター席などは漆喰でやっていますけど、それでも抑え仕上げで滑らかに平らにに塗っています。
唯一、陶器風呂の空間は強く和の雰囲気を打ち出したい感じなので、主張ある荒っぽいラフな塗り方の漆喰壁にしていますが。