ホステルを開くまでと、それから

2019年7月オープン予定 新富士駅前の宿 きの屋 KINOYA HOSTEL near the Sin-Fuji Station について

ホステルのショップカードの試作品を作りました。

きの屋のショップカードの試作品を作りました。
 
こういうショップカードやDM、チラシなどを
会社に属してるデザイナーならともかく
私みたいな素人が自分で作るときの問題としては
 
まず
・知識がない
・デザインソフトを持っていない
というのがあると思うのですが
 
知識がないのはネットや書籍で調べれば、ある程度までなんとかなると思います。
あとは、知り合いに詳しい方がいれば聞くなど。
デザインソフトを持っていないことについて買うしかないでしょう。
標準でadobe illustlatorとphotoshopが要るでしょうが、中古で探すとか、学割なら買えなくもないです。
ただ旧製品がwin10に対応してるかは分からないので、要確認です…。
(自分の場合、とくにwin10に変わってからPCに入っていた制作ソフトの多くに不調をきたしました。
映像編集に使っていたedius neo3などはwin10に対応しておらずまったく使えなくなったり…
気がついたら自動更新でwin10にインストールが始まっていたので、当時は本当に腹が立ちました…(泣)
 
脱線しましたが、私がぶつかった一番大きな問題はフォントの確保でした。
最初は、なんとなくフリーフォントって結構充実しているような印象がありましたが…。
実際欧文についてのみで言えば結構な数のフリーフォントがあります。
 
ただ日本語のフリーフォントはとても少ないです。
 
というのは、ひらがなやカタカナであれば多少は揃えることが出来るのですが
普通日本語の文はひらがな、カタカナと漢字を組み合わせた文です。
そして漢字の数は膨大です…。その全部を作るとなるとものすごい仕事量ですよね。
そうした理由から日本語のフリーフォントはとても少ないのです。
 
だから日本語のフォントを探すとなれば有料フォントから、ということになります。
そして昔から現在に至るまで日本のグラフィックデザイン界でいえば有料のモリサワフォントが定番というか標準です。
 
ちなみにモリサワフォントは年間のラインセンス契約でPC1台のインストールにつき5万円になります…。
生業としてデザインをフリーランスとかでやっている人間ならともかく
そうでない一般人にはなかなか手が出せない金額でしょう。
 
さすがに自分もモリサワフォントには手が出ないので
付け焼き刃ですがとった対応策としては、
 
・欧文フリーフォントをメインのフォントで使う
・手書き文字を使う
 
といったところです。
 
まあ、名刺サイズのショップカードで文も少ないし、
うちは外国人にも間口を開いたホステルというエクスキューズもあるので
なんとかなったかなと思います…。
 
あとは出力ですが、
近くにコンビニがあればセブンイレブンネットプリントなどで等倍で印刷できるので、一応できあがりを確認できます。
その後、ネット印刷の会社に注文すればOKです。
その前に紙や印刷の色のサンプルを確認したければ各社無料で提供しているのでネットで申し込めば送られてきます。
 
こだわりたい人であれば
・キングプリンターズ
・グラフィック(デザイナー御用達。紙の種類が豊富。)
などいいと思います。
 
ちなみに今回自分が発注した印刷会社はレトロ印刷さんです…。
シルクスクリーンに似た特殊な印刷方法、孔版印刷で出力できるのでレトロで味わい深い作品が作れます。
 
 

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f:id:jiro30:20190414192723j:plain こちらが 上がってきた試作品 。 

 
続きはまた書きます。